2013/05/14

大切に・・・(5/14)

チューリップが半分ぐらい咲きました。 

まだつぼみの品種もたくさんありましたが今日の実習はチューリップの「摘花」。

つまり花を摘んでしまいます。


球根を生産するためのチューリップは花に栄養を取られないように、球根を太らせるために開花後数日で花を摘み取ります。

花を確かめるのは病気にかかっていないか、品種間違いがないか確かめるためだけです。

ですから、チューリップの花を楽しむのと球根を生産するのは相反する目的であり、例年は花を公開するのに力点を置くあまり、あまり、球根が太らないのが現状です。

ということで、今年はより本来の目的に近い摘花ということになります。


いつもの年でしたら咲き終わっているので何の抵抗もないのですが今年は少しかわいそうな気がします。

そこで、少しでも花を楽しんでもらおうと

学内限定で、葉っぱをなるべくつけないようにしたものを
アウトレットチューリップ花として販売することにしました。

ですので、今日の実習は花を摘み取るだけでなく
販売用の花束を作る作業でもありました。

大量にありましたがどうにか時間内に終えることができ一安心。

チューリップ園には花はなくなってしまいました。
もしかしたらこれから来ようとしていた方もいらっしゃるかもしれませんが
ごめんなさい。
緑に逆戻りです。
でも、花はしっかり有効利用していますので
お許しください。
 
実習と言えばこのバス。

先日のチューリップフェスティバルの時に
チューリップではなくこのバスに乗りに来ていた方が
何人かいらっしゃいました。

いわゆるバスマニア?の方なのか
一生懸命写真を撮っていらっしゃいました。

日野RE101という昭和55年のバスで
沖縄と弘前大の2台しか現役で動いていないそうです。

南と北で頑張っているんだな~。

運転手さんが大切にされて来たからこそこの状態をたもっているのだと思います。

ものを大切にするって素敵です!

今度、少し違った視点でこのバスを見学してみたいと思います。

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