2013/07/15

種差よみがえれ浜の記憶(7/15)

青森県立美術館で9月1日まで行われてる三陸復興国立公園指定記念の特別展です。

種差海岸でのノハナショウブ調査の活動が縁で

是非にとご招待いただいたので行ってまいりました。

展覧会のポスターにもなっている

東山魁夷の「道」の絵、このモチーフとなった
大平牧場前の道のすぐ横で

我々もノハナショウブの調査をさせていただいています。



吉田初三郎の鳥瞰図も見事です。

様々な歴史も種差の今を考えるうえで

非常に勉強になりました。

蕪島が地続きなったのは
戦争の時、軍事基地にするためだと知り

複雑な歴史にこれもまた驚きました。

魁夷の「道」は種差の灯台やその前の牧場など

モチーフを削りに削って、いきついた構図のようで

その変遷が展示されていて大変興味を持ちました。

東山魁夷というとなんかメルヘンチックな感じに

何かを「加える」イメージのあった画家なので

「削る」に至った思いが非常に気になりました。

また、種差海岸は昭和40年代まで実際に

馬が放牧されていたそうで

東山魁夷もここの馬の絵をたくさん残しているそうです。

有名な「白い馬」シリーズの馬のモチーフも
もしかしたら種差の馬かと思うと
次見るときは違った気持ちでみられそうです。

まだまだ、たくさんのことを勉強させてもらいました。

あおもり犬暑そうですが、中は涼しいので

ぜひ、出かけてみてください。

地元の方は私以上に
いろいろ楽しめるのではないかと思います!!

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