2013/07/29

りんご生産技術研究会in岩手(7/29)

7月27日28日の2日間、岩手県各地を会場に青森、秋田、岩手の3県のりんご生産者や研究、普及担当者が交流し、勉強し合う「りんご生産技術研究会」を開催しました。

塩崎先生の時代からの交流の歴史をもつ伝統のある会です。

途中、あいにくの雨で雷もすごくて
十分圃場での意見交換ができないところもありました。

しかし、今年の冬に各県の代表が剪定した木の

夏の状況を観察し

木の反応の違いに

それぞれ思うところがあったと思います。



ぜひ、それぞれの技術向上に

役立ててほしいと思いました。

最高齢の参加者は92歳!

まだまだお元気です。

長年の経験で養った「勘所」を

いろいろ教えていただくのは

本当に勉強になります。

また、若手の参加者も少しずつ増え

剪定のみならずあたらしい「経営」の話もできたのは

うれしい事でした。

売り方も多様化する時代、

伝統的な技術と新たなツールを組み合わせて

いいリンゴづくりに向けて

意見交換していけることが楽しみです。

岩手で「紅の夢」を試験栽培してくださっている方は

先日、掲載した「りんご技術」の記事を読んで

早速、一部の果実に袋をかけていらっしゃいました。

なんというフットワークの軽さ!

常に問題意識を持って作業されていることと
いろいろな情報を仕入れようとするアンテナの大きさ、
さらには様々なことに果敢に挑戦される好奇心

これらがいいリンゴづくり、安定した経営につながっているのだと思います。

我々研究者もがんばらなくてはいけないと
本当にうれしくなりました。

うれしいことと言えば

卒業生の小林君も参加してくれました。

りんご試験場の研究員として

生産者の皆さんに「先生」と呼ばれつづけ

さすがに困惑していましたが

青森県の今年の生育状態について

データも交えながら流暢に説明してくれました。

リンゴ産業のために頑張ってくれています。

「先生」の裏には生産者の「がんばって勉強してくれよ!」
の声が隠されています。

ぜひ、大きな存在になってください!!


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