2013/07/29

新品種苗木生産技術の検討(7/29)

原田種苗さんと共同研究を行っている圃場で現在の生育状態の検討会を行いました。

紅の夢をはじめ、現在登録中の新品種群の苗木はかなり順調に育っていて、

原田種苗さんから教えていただいた「業者の栽培技術」の高さが実証されています。

藤田技術職員も昨年に比べ大幅に改善された苗木の生育を見ながら

手間はかかりますが

いい結果が出ていることに満足げです。




このまま、しっかり管理すれば

秋には原田種苗さんで販売されている苗木とそん色ない、立派な苗木ができそうです。

今後、藤崎農場でもしっかり苗木を作れるよう、職員間でもしっかり情報共有をお願いします!

挿し木をした台木の方は

すこし栄養が足りないとの指摘です。

肥料の回数を増やさなきゃなりませんね。

JM7はほとんど活着していません。

秋が暑く、穂木の状態が悪かったせいではないかとのことです。

どこもこのような状態とのこと。

こんなところにも研究テーマが…。


台木で学位を取ったものとしては

血が騒ぎますが

まずは紅の夢など目の前のいろんなことを処理しなくては。

やることいっぱいです。


企業との共同研究が増えてきました。

「大学だから」と胡坐をかいている時代は終わりました。

高い技術を持つ民間企業さんと積極的に交流しながら

実用可能な技術開発に力を注いでいきます!

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