2013/10/27

おいしい鳥取ナシ!(10/27)

鳥取からおいしいナシ「王秋(おうしゅう)」が届きました!

国の果樹試験場の育成品種ですが

ほとんどが鳥取で作られている幻の品種です。

チュウゴクナシと二十世紀の掛け合わせに
さらに新雪という晩生の日本梨をかけた

珍しい来歴を持つナシです。

チュウゴクナシのように縦に長い恰好が特徴です。

落果しやすかったり

果肉に斑点状の障害が出たり

手がかかる品種なのでなかなか普及しないのかもしれません。

でも、さわやかな酸味があっておいしいんですけどね。


難しい品種だからこそ、だれでも作れるわけでなく、儲かるのだと思います。

先日、恩師に頂いた‘爽甘’と一緒に撮ってみました。

こちらもチュウゴクナシの血が入っているので

ハーフ同士友達になれるかな?


学生の時、恩師が

「作るのが難しいからこそ、日本人の技術を持ってしか作れないからいいんだ」

とおっしゃっていました。

藤崎農場育成のリンゴ品種も一癖もふた癖もあり

手なずけるのに苦労しています。

でも、この時の難しいからこそ…という言葉を思い出して

きっといいんだと自分に言い聞かせています。

毎年、王秋が届くと、このことを思い出します。

がんばります!

おいしいナシをありがとうございました!

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