2013/06/08

新潟の果樹産業の礎(6/7)

新潟というとお米のイメージがありますが果樹産業も相当盛んなのです。

今日は、新潟県の園芸研究センターにお邪魔していろいろと栽培から圃場管理、運営等いろいろとお話をうかがいました。

‘新興’ナシの原木の下で育種栽培科の私と同じ苗字の松本さんからいろいろと教えていただいています。

縁あって、いろいろな場所でご指導いただいています。
新潟、こんなに広いのに果樹の現場担当者は3人しかいらっしゃらないそうで大変です。

松本さんが育種された、新美月、新王の原木も見せていただきました。

原木マニアとしては最高です!

場所を移動して、右の写真は柿、「平種無(ひらたねなし)」の原木です。

青森でも柿(種無し)としてよく売られています。

樹齢350年と書いてありました。

すっとした大きな木で柿にしてはすごくハンサムです。

こちらは樹齢200年以上の棚栽培の梨の樹

「類産梨(るいさんなし)」の古木です。

貯蔵性の良い中国系の梨のようで細長い実がなります。

力をもらえそうです

 こんな時代から高度な栽培技術。

日本の園芸技術って本当にすごいと思います。

最近、新潟ですごく人気のあるセイヨウナシ

「ルレクチェ」の古木も見学しました。

明治30年導入とあるのでこちらも100年を超える立派な樹です。

台負け(台木の部分が穂木の部分より細くなる)がひどくちょっと弱っていて心配です。

でも、100年前の先人の目が、
今こうして新潟のルレクチェブームにつながっているってすごいです。

果樹の世界の奥深さを感じます。


その後、ちょっと海岸沿いに向かうと…。

ありました!

ノハナショウブ。

新潟にもまだあるんですね~。

まだ花には早かったですが
どんな花が咲くんでしょうね~

新潟はあまり情報が無いので
またいつか調査に来てみたいな~
と思いました。

新潟、園芸学を専攻する者にとって
興味深いところがたくさんです。

充実した1日でした!

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