2013/06/11

鳥取訪問(6/11)

久々の更新となってしまいましたが新潟の後、そのまま鳥取に行っていました。

このオレンジ色の「汽車」を見ると
鳥取だな~って感じがします。
ディーゼルのごぉぉぉぉぉ~という
発車音もとても懐かしく思いました。

研究打ち合わせとは別に、
夜は恩師の一人、田村文男先生の
鳥取大農学部長就任を祝う
卒業生の集いがありました。


150人もの卒業生に加え
ナシ生産者や県やJA関係の方々も
たくさん来られていて、
卒業生の団結の強さと
地域密着型の研究を続け、実績を挙げていることを
改めて感じました。

先生のお話にもあった
地域密着型の園芸研究を行っている
我々のような研究者、研究室は
希少種になってしまった…

という話は、研究室の外に出てみて初めて
実感として感じるものです。

希少種を弘前で増殖すべく
しっかり頑張りたいと改めて思いました。

各県の試験場等で偉くなってしまわれている
先輩方ともたくさんお話しでき
赤い果肉のリンゴのことも知っていただけ
共同研究等のアドバイスもいただけ
本当に有意義な時間を過ごすことができました。

同世代のみんなもそれぞれがんばっていていい刺激になりました。

木の実神社もしっかりお祈りしに行ってきました。

ここのご神体は二十世紀ナシの枝です!


しっかりと研究の成果を挙げることも
もちろん大切ですが

その根底には、自然に対する畏敬の念がなければならないのであって

そういう気持ちで努力されてきた

ナシの神様であり
我々の大恩師でもある林真二先生の

「自然即神」

というお言葉は
胸にしみます。

弘前に帰ってきて、リンゴの成長の遅れや
このところの渇水と
心配事だらけですが

自然とうまく向き合って、
それを克服するすべを見つけ
いいリンゴ作りたいなあと思っています。

さあ、がんばっていきましょう!

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