青森での6年目のシーズンが始まりました。
ちょうど五年前、弘前大学に赴任して一番初めの休みに行った場所が十和田湖でした。
こんなにきれいな場所があるんだ~、こんなところで研究できるなんて幸せだな~
と、心躍ったのをよく覚えています。
それから毎年、
冬季閉鎖されていた道路が通れるようになると
真っ先に十和田湖にやってきて、一番最初の気持ちを思い出しながらパワーをもらうことにしています。
鏡のような湖面は、朝方の風のない一時しか現れてくれません。
180度目の前に広がる湖の雄大さを身に浴びるにはこの桟橋が一番です。
写真にするとちょっと雄大さは伝わってきませんが
湖面の美しさは伝わると思います。
場所を少し変えると、全く違った景色を見せてくれるのもこの湖の良いところです。
今年はところどころ湖が凍っていて湖面に映る山の景色が完璧には見えないのが残念ですがこれはこれで味があります。
休屋付近では大方旅立って残りわずかとなったハクチョウたちが出迎えてくれました。
このあたり、ホテルが次々と閉鎖されて
寂しい景色になってしまっていますが
景色はなかなかのものです。
この時期、観光客も少なく意外な穴場スポットでもあります。
ゆっくり自然を堪能できますので
ぜひ、桜の前のこの時期においでください。
奥入瀬渓谷もまだまだ雪が深いですが
春の足音は確実にそこまで。
滔々と流れる流れる雪解け水が
さらに残雪を溶かしています。
ところどころにふきのとうが顔を出しているのもかわいいです。
開通したばかりの八甲田の道々の雪の回廊も今年はいつにもまして高くそびえているような気がします。
昔、雪のない静岡で黒部の雪の回廊をテレビで見るにつけ憧れたものですが
今は、家から一時間かからないようなところで
この景色が見られるなんて幸せです。
心無い人々の路上駐車がなくなれば、
この道ももう少し走りやすく、楽しめるのですが…。
地元ナンバーこそ多いのが悲しいです。
とはいえ、わずか半日のドライブで
大自然のパワーをこれでもかとこの身に浴びられ
元気ができました!
さあ、さあ、さあ!
行くぞ~!
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