藤崎農場の卒業生の村木裕俊君が企画に参加しているJAICA(国際協力機構）の写真展に行ってきました．
国際協力写真展2013 私たちが見てきた世界とカッコいいタイトルがついています．
弘前市の文化センターでこの週末開かれていました．
海外協力隊のみなさんが現地で撮った写真が飾られているので，写真については素人の方が撮られた写真ばかりだと思うのですが，本当に素敵な写真ばかりです．
現地でに溶け込んで活動しているからこそ
こんな写真が撮れるんだろうなあ．．．
それぞれ，大変なバックグラウンドがあるからこそ，援助に行くのでしょうが，その現実を感じつつも，確かにそこに同じ人間が力強く生きているんだと感じさせられます．
久しぶりに，若いころの「気持ち」のようなものが揺り動かされる経験をしました．
2名の女性隊員の方の活動紹介の講演も聞くことが出来ました．
きっと大変なこともたくさんあったろうに
それを，しっかりと自信と糧にして
現在の自分に生かしていることが感じられて
凄く素敵でした．村木君も青年海外協力隊の隊員として
シリアに行って，リンゴの栽培指導をしてきました．
シリアへの絵入りリンゴの伝道師で，
しっかりと現地の人に頼りにされる
果樹の指導者になってきてくれたようです．
このりんご，現地の人喜んだろうな～！
現在は，シリア，なかなか難しい状態になっていて，村木君も知人を亡くす等，紛争を肌で感じていると思います．
私がいたイスラエルが最近シリアを攻撃したとのニュースも流れました．ユダヤもアラブもわかるからこそ，
現在の状況，私も歯がゆい思いで見ています．
ここで簡単にかけるような内容ではありませんが，とにかく，いろいろ準備はしておこうよと
村木君と話してきました．
会場で，村木君が撮ってきた小さなアラブの女の子の写真でしおりを作ってもらいました．
私も，イスラエルやヨルダン，エジプトでたくさん子供の写真を撮ってきました．
きっと，思いは同じだと思います．
遠い空ですが，確かに，そこに人間がいることを感じ
今我々ができることを，今ここでい一つ一つやっていきたいですね．
村木君の熱い思いを分けてもらうために，
このしおり，手帳に挟んでおこうと思います．
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