2013/02/26

ニホンナシの本(2/26)

鳥取大の恩師、田辺賢二先生から御本をいただきました。


定年の数年前からずっと書く書くとおっしゃっていたのですが

なかなか時間がなくて書けなかったようですが

満を持してこうして出版に!


先生が研究室でよくお話ししてくださった
ニホンナシのいろいろな品種についてのうんちくがぎっしりです。

いろんな場面が思い出されて
とても懐かしく思いました。

鳥取大学の大塚農場には300品種以上の

ニホンナシ、セイヨウナシ、チュウゴクナシ、野生ナシが

果実が成る状態で保存されていて

とてもすごいです。

研究にもいろいろつかえて、

私の博士論文もこのコレクションの中の
野生ナシを使って書かせてもらいました。

私の耐塩性台木の研究にもちょっとだけ触れてもらっていてうれしいです。
忘れられてなかった…。


その他、学生の時に苦労して作ったパワーポイントがいくつか図として使われていて
こちらも当時を思い出して感激しました。

菊池秋雄先生についても触れられています。

弘前出身、リンゴの神様の菊池楯衛
の長男でナシの神様です。

現在の日本の梨産業の大本には

弘前の精神が宿っているのです。

鳥取、弘前の両方で

こうやって果樹の研究に携われていることに

縁を感じますし、ありがたいことだと思っています。

さあ、雪に負けずに頑張るぞ!!

あらあら本の紹介忘れました。

「日本ナシの品種 来歴・特性よもやま話」(鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館発行)
こちらの今井書店のリンクで購入できるようです。
「日本ナシの品種」と打ち込んで検索してください。

日本海新聞には田辺先生が相変わらず怖い顔?で出ています。
こんなこと書いたら怒られちゃうかなあ…。

↓クリックしてね。
にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
にほんブログ村

共有する

  Twitter   Facebook   Favorites  More