2012/10/25

アルタナリアアルタナータ(10/24)

鳥取からお客様がやってきました。

学生時代随分とお世話になった鳥取大学の尾谷先生。
リンゴに発生する芯カビ症の研究で現在もいろいろとアドバイスをいただいています。

鳥取のナシと言ったら二十世紀ですが
オリジナルの二十世紀は黒班病という病気に特異的にかかりやすく
その病気の原因菌であるアルタナリアアルタナータの研究を
産地の真っただ中でずっとやって来られたのが
鳥取大の植病の研究室です。



りんごの斑点落葉病も同じ菌によって引き起こされます。

芯カビ病はたくさんの菌によって引き起こされるようですが
その中にはアルタナリア属の菌もたくさんいるようなので
学生さんの卒業論文でいろいろ見てもらっています。

データをまとめてきていただいて尾谷先生にも実験してくださった
岩田さんにも大感謝です。
ありがとうございます。

尾谷先生は弘前に来られるのは初めてだそうで
大量のりんごの樹に驚いていらっしゃいました。
板柳のふるさとセンターでご飯を食べて
直売所でたくさんの種類のりんごを試食しました。
レストランの入り口には【ご自由にどうぞ】のりんごの実。
さすが産地です。

先生は鳥取大のきのこ遺伝資源研究センターの
元センター長でもあるので
市場でたくさん売られているキノコにも興味を示されていました。
現在はグローバルCOEをとられたりセンターも発展しています。

学べるところはどんどん学んで
農場も活性化したいです!

八甲田も岩木山も頂上付近は雪をかぶっているのが見えました。
森を眺めつつああいう所にキノコが生えているんだよ
といろいろ教えていただきましたが
素人にはどれが食べられるキノコか全くわかりません。
奥が深い学問です。

青森のおいしいものも食べていただきながら
人生についてもダンディーにいろいろと教えていただきました。
尾谷先生も来年の三月でご退職。
お世話になった先生方が現役を去られるのはさびしいですが
その穴を少しでも埋められるよう
我々も頑張りたいと思います!

↓クリックしてね。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
にほんブログ村

共有する

  Twitter   Facebook   Favorites  More