ソルトサイエンス助成研究発表会（７/１８）

東京出張です．

昨年度まで３年間にわたって助成していただいた
ソルトサイエンス研究財団の一般向け成果発表会です．

弘前大に着任後のもの入りな時期に助成していただけ
本当に助かりました．

タイトルは

希釈海水を用いたニホンナシ，リンゴ栽培方法の確立
～耐塩性台木の選抜とそのメカニズムの解明～

学部学生のころよりずっと手がけてきた

ニホンナシの耐塩性に関する研究を発展応用させ，

リンゴに応用したものです．

塩というとネガティブなイメージが付きまといがちですが

ポジティブに積極的に活用していきたいというのが

本研究の趣旨です．

永年生植物の場合，ストレスが蓄積して

ある日突然影響が出てしまうことが怖いので

ストレスに強い台木をもちいることが

まず第一に重要です．

助成期間中に311の大震災があり

沿岸部のリンゴやナシ園が打撃を受けていることを聞き，

そのような果樹園の復興にも役立てばと

そちらの面からも成果をまとめました．

今後，日本はもちろん海外でも

日本のおいしいくだもの，繊細な園芸生産技術が

活用されることを願っています．

でも．．．

とにかく東京は暑い．．．

サウナのようだ．．．

弘前は気温が低いだけでなく

湿度も低いのだと

つくづくと感じます．

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Posted in: リンゴ, 耐塩性, 地域貢献