今日は地域環境工学科、生物学科の今年最後の農場実習でした。
半期なんてあっという間。
楽しみながら農学とは何か?ということ学んでくれたでしょうか?
最後のテーマは藤崎農場に生えている雑草の名前当てテストと
リンゴの夏季剪定です。
リンゴの夏季剪定は別名徒長枝剪定とも言われ
主に冬の剪定で必ず切るような徒長した枝を切ります。
細かく言っても悩んでしまって切れないので
とりあえず自分の腕より太い枝の背中から出た徒長枝を切れ!
との指示。
徒長枝って何~~!
もう大変です。
潜芽から発生した強勢な新梢だよ。
潜芽とは切り株の根元なんかにある芽の形になっていない隠れた芽だよ。
ほら切り株を残すとrたくさん徒長枝立つだろ。
だから切り株を残さないように丁寧に切らなきゃならないんだよ!!
目的は
①果実への日当たりを良くして着色を改善する。
②薬剤をかかりやすくする
③冬の剪定での樹の反応を弱める
等です。
あまりたくさんやるとオーキシンやサイトカイニンの
ホルモンバランスが崩れてしまうので
あくまでも夏季剪定は限定的に。
もっと詳しいことについては修士で私の授業をとれば実技実習があります!
今日やったリンゴの樹は主幹形樹の間引きを行い開心形樹に転換している途中の樹なので
徒長枝がいっぱいでやりがいがあります。
親子体験学習で摘果した
スターキングデリシャスの樹も夏季剪定しました。
果実は順調に成長しています!
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