2012/07/22

鳥海山のノハナショウブ(7/22)

遅ればせながら先週の秋田の様子をアップ!




ずっと秋田での調査の様子をアップしようと思っているのですが
一連のノハナショウブ調査で蒙った虫か植物のかぶれが全身に広がってしまい
かゆくてかゆくて…
東京での暑さでの疲れとも相まって今週末は完璧にダウンです…

お医者さんにも大学の先生はストレスに強くならなくっちゃ!といわれますが
関係ないような…

さて、鳥海山の秋田側周辺のノハナショウブ見てきました。
道端にもいっぱい生えています。
まさにノハナショウブの楽園。
少し早いくらいなので標高が高くって青森の平地と大体同じ開花期のようです。

特徴はなんと言っても色の変異が少なくって「黒い」こと。
色が濃いな~~~というのが第一の感想です。

また、地域の人も、この自然のままのノハナショウブが
きれいで美しいとおっしゃっていました。
これは、なんだかうれしいですね~

田んぼのあぜや、畑の隅など
人とのつながりがある場所でもしっかりとノハナショウブが残されていました。
ただ、人とのつながりが深くなるとどうしても出てくるのが
品種が植えられてしまい、野生のノハナショウブと交雑してしてしまい
本来の地域固有の遺伝子が混乱してしまう「浸透交雑」という問題。

花を愛するがこそ生ずる問題であって
難しいのですが
この問題についてはまた日を改めて!

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