2014/11/23

小さなワイナリー訪問(11/23)

ワインとシードルを比べるとシードルは日本のどぶろくのような庶民的な飲み物、ということで本家ワインを知ろうということで一軒だけ訪問しました。

シルバンマルチネスさんと言って

私より一つ年上の

若手の自然派ワインの作り手。

自分で無農薬で作ったブドウを

自分の手で亜硫酸を加えずにワインにしています。


後ろに見える手で絞る機械で

ゆっくりとやさしく搾汁すると

いい果汁がしぼれるそうです。

貯蔵するたるも

最近は新しいたるも使い始めているそうです。

発酵の程度、樽の大きさ、樽の古さ

などなど、いろんな違いを飲み比べさせてくれて

教えてくれました。

ブドウだけでなく、樽から出てくるタンニンも重要なのだということが

よくわかりました。

樽の焼き具合も大きな違いになることもよくわかりました。

ワイン本当によくわからないのですが

科学の実験みたいに

同じ果汁を違う状態で同じ期間保存するとどうなるか?

みたいなことを比べながらのお話。

本当に面白かったです。
完成したワインもいただきました。

ワインオープナーがブドウの木です!

圃場に連れてっていただいて栽培についても

教えてもらいました。

ここは、グロローという品種の畑。

100年近くの古い樹で

味や香りがとてもいいそうです。

馬を使って耕したり

収穫量を非常に少なくしたり

もちろん無農薬での栽培。

栽培屋さんからすると

そんなんで違いが出るのだろうか??

ということも多かったですが、

農薬の有無、機械化の有無よりも

それだけ、畑に気を配って、常に観察する

ということがいいブドウの生産、ひいてはいいワインの醸造に

つながっているのではないかと思いました。

長い伝統がある分野だけに

非常に考えさせられる訪問となりました!

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