2014/11/20

フランスのシードル工場や農家を訪問しました(11/20)

いよいよ、ノルマンディーの田舎のリンゴ産地めぐりがスタートしました。

本日はまず、大手シードルメーカーを訪問し

いろいろとお話伺いました。

日本とは全く違う環境、規模に驚くとともに

本物のシードルのおいしさを堪能しました。

シードルは甘味、酸味、渋味のバランスで

できていると伺いました。

日本にない渋味。

これが口の中に広がる感じは格別です。

シードル専用農家さんは

写真のように1600年代に建てられた

お家をそのまま使っています。

シードルのリンゴを作って

それを自分でシードルにし

また、そのシードルを蒸留し、カルバドスまで作っています。

除草は牛がしてくれます。

アグロフォレストリー、ブータンと同じです。

無農薬、無剪定すごいです。

いろいろな品種を作られていて

それぞれが香り、渋味、色など

受け持つ担当があります。

それをバランス良く配合してしぼったとき

おいしいシードルが生まれるそうです。

本当に奥が深い。

お酒はもちろん

おいしいアップルパイも食べました。

最後に食べた煮たリンゴにクッキーが上からかかったやつ。

名前フランス語難しいです・・・

ブランデーの代わりにカルバドスをかけて

フランベしてもらいました。

おいしい!と言ったらカルバドスをサービスしてくれました。

リンゴに対する思いが、根本から覆される一日でした。

う~ん、今日行ったブーヴロン・アン・ノージュ村は弘前市と

シードルづくりに関する技術協定を結んでいるそうです。

協力しながら、新しいリンゴ産業の創出に向けて

面白いことできたらなと思いました。

では今から寝ます。おやすみなさい…

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