2013/09/29

延辺のリンゴとロシア(9/29)

今日は、リンゴの産地の調査旅行です。


吉林省の延辺周辺では琿春というところが

リンゴの栽培が盛んのようでそこに連れて行ってもらいました。

以前はふじを作っていたようですが

現在はふじと東光の掛け合わせからできた品種を

作っているそうで、若木が多い産地でした。


春には雹にやられ、フラン病も蔓延していて

大変なようです。

でも、日本人が技術を導入したようで

葉摘みが行われていました。

ハサミを使って葉っぱを切るそうです。

私が今どこにいるのかいまいちピンとこない方もいるようですので

地図も載せときます。

北朝鮮とロシアと国境を接しています。

延辺市内は漢字とハングルが併記されていますが

琿春では、ここにロシア語が加わって3か国語になりました!

何とも国際的な世界です。

今日は北朝鮮もロシアも眺めてきました。

植生は何も変わらない中に、人間が人工的に引いた

「国境」というものを不思議な感じで眺めてきました。

戦時体制にあるイスラエルと周辺国の国境とは違い

何となく緊張感に欠ける国境というものに

また、違った感情を得ました。

明日は、延辺最終日。

ちょっとしたセミナーをやることになり、

今からその準備をしようと思います!

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