テレビカメラが2台、新聞社も2社来て下さいました。
紅の夢のアップでとられて恥ずかしそうです…今日の給食はソフト麺の様なものにコロッケとおひたしと牛乳です。
大学3年生のときに教育実習に行って以来の中学校の給食を見て
ちょっとノスタルジックな気分になりました。
お昼の放送でExileが流れていたのには
世代のギャップを感じましたが
放送委員?の1年生の女の子二人が
私を紹介し、説明をさせてくれました。
緊張してしまってうまくしゃべれませんでしたが
アンケートには
「研究頑張ってください」
などのコメントがあり、
「思い」は伝わったのかなあと思っています!
テレビ局や新聞社の取材は3年生のクラスで行われました。
十数人の大人たちに見られながらの給食は
落ち着いて食べられなかったかもしれませんが
みんな協力してくれて、いいコメントもしてくれました。
みんな「わかって」ます。
紅の夢は少しすっぱいリンゴなのですが
以外とおいしいと言って食べてくれて
うれしかったです。
研究しているときはなかなか食べてくれる人々の「顔」が見えず不安になりますが
笑顔でパクパクと食べてくれるのを見て
このリンゴ大丈夫だと手ごたえを感じました。
くだものの消費量は年々減っています。
これからの消費を担うのは子供たちです。
この子供たちに、早くからいろいろな味のくだものがあることを知ってもらい、食べる習慣を持ち続けてほしいなあと思っています。
赤い果肉のリンゴが、白い果肉のリンゴだけの市場に入ることで
きっかけは「めずらしいから」という理由で十分ですので
まずは手に取ってもらい、
食べてもらいたいと思います。
最近は甘いリンゴばかりになってしまい、個性が失われつつあるのは残念です。
「紅の夢」はそんな現状を変える、
「力」を持っている気がしました。
もう一つ、現在、私たちは平川市との共同研究で
生産から加工、消費までをトータルにコーディネートできるシステム作りを行っています。
今回のカットリンゴも碇ヶ関中学校のすぐ近くにある
アップルファクトリージャパンさんで作っていただいたものです。
アップルファクトリージャパンは地元で採れたリンゴをカットリンゴにして首都圏や大阪で自動販売機で販売したり、コンビニエンスストアで販売したりしている
この分野では先進的な企業さんです。
生徒さんの中にはこの会社で職場体験をした人もいたようですが
地元で採れたリンゴが、いろいろな企業の人々の手を経て
全国で売られているんだということも
知ってもらえたらいいなあと思っています。
青森といったらやっぱりリンゴ。
そこで育った子供たちに、郷土に誇りを持ってもらい、青森リンゴを普及させる「大使」として、将来活躍してほしいなあと思っています。
アンケートには
「紅の夢」を栽培したい、
「紅の夢」の研究をしてみたい、
「紅の夢」でお菓子を作ってみたい
との回答もありました。
「紅の夢」のファンが少しだけ増えたと思います。
これを力に我々も研究頑張ります!
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