盛岡から八幡平を越えて秋田県に出るルート.
所々で高山植物をチェックしながらの山道です.朝方は雲が多かったですが
どうにか回復し,素晴らしい眺め!
岩手山の先に広がる地平線が
地球って丸いんだと思わせてくれます.
標高が上がると
新緑の広葉樹と常緑の針葉樹が入り混じるようになり
さらにそれに残雪が加わって
きれいなまだら模様を描くようになります.
これも大自然が作る雄大さです.
いいな~~
大館の芝谷地湿原では
わずかにノハナショウブが咲き始めていました.
ここは天然記念物です.
いよいよ本格的に
ノハナショウブシーズンがスタートします.
来週29日は白神研究会の皆さんを
深浦町の行合崎にご案内します.
まだ参加を受け付けているようですので
ノハナショウブに興味がある方は是非一緒に見に行きましょう!
話を芝谷地湿原に戻し
ここ,天然記念物で保護されているのはいいのですが
最近,キショウブが増えてきました.
隣の写真の左下にも見えていると思います.
どこかから持ち込まれたのか
それとも種子が自然に流れてきたのか....
外来種ですので残念です.
ノハナショウブと交雑はしませんが
ノハナショウブよりずっと繁殖力が強いので
生息場所が重なるノハナショウブは場所を奪われてしまいます.
田んぼのあぜや用水路でも同じことです.
日本固有の植物を大切にしていくためには
やはり地道に啓蒙活動をしていくしかないのかなあ...
努力していきたいと思います.
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