晩生品種の収穫が始まっています.
いよいよ今シーズンのリンゴも最終盤です!今日は,早希さんのメインの研究テーマでもある
こうこうの貯蔵性についての試験の準備と調査をしていました.
この「こうこう」という品種
弘前大学で育成した品種で
蜜もたくさん入る甘い品種です.
早希さんは,このおいしさの要因がスクロースの割合の多さにあることを
突き止めてくれました.
しかし,このスクロースの多さはすぐにほかの糖にかわってしまうようで
長く保つことができません.
現在,この高いスクロース含量をいかに保って保存するかについて
いろいろと挑戦してくれています.
このこうこう,成熟不良の青実果というのも多く出るのですが
今年はこの青味果の発生原因と,貯蔵によって品質が良くなるかについても
科学研究費という国の予算をもらって実験してくれています.
自分の勤める大学で作られた品種を
どのようにケアして普及させていくか?
今までの技術職員に求めらていたこと以上の事を
してくれていますが
きっといつかこのことが実を結び
喜びに変わるときが来ると思います.
一番おいしい状態の果実をできるだけ長くたくさんの人に食べてもらいたいね!
これぞ「極味こうこう」??
頑張っていきましょう!
蜜がたくさん入った写真は
次の調査のときに!!
↓クリックしてね.
にほんブログ村