八戸のシーガルビューホテルで開かれ、たくさんの会員や観光や自然保護に携わる期間の関係者の皆さんがいらっしゃいました。
国立公園指定に伴い観光客が増加し、賑わいが増す一方で最近は特に、趣味の写真家が花を撮影するために
野草を踏み荒らし、大変な被害が出ているようです。
ぜひ、足元にも草花の命があることを思い出して
遊歩道からそっと眺めてほしいものです。
そんな中、
種差海岸の自然保護に数十年にもわたり尽力されてきた
嶋脇寅次郎さんが今年に入ってお亡くなりになったとうかがいました。
我々のノハナショウブ調査にもたびたび立ち会ってくださり
「ノハナショウブもこんなに違いがあるのか~
勉強しなければいけないな~」
と熱心に観察してくださっていただけに
非常に残念です。
特に、秋に咲く「ハマギク」には特別な思い入れがあったらしく
我々も新しくできた観察道を案内していただき、
いろいろな話を伺い
植物たち、種差の自然そのものに対する愛情を
たくさん分けていただきました。
最後にお会いしたのは
昨年の七夕に行った
玉川大学との合同のノハナショウブ調査のときでした。
震災での津波被害から3回目の開花期を迎え、
以前と同じように咲く力強いノハナショウブをみて
よかったな~とおっしゃっていたのが印象的でした。
その前の年も、弘前大学、玉川大学ノハナショウブ調査中!
というたて看板を作ってきてくださりました。
ノハナショウブの開花から咲きおわりまでの色の変化をおさめた
連続写真もいただきました。
短い期間でしたが、いろいろな事が次々とと思い出され
感謝の気持ちでいっぱいです。
どうか、いつまでも
種差海岸を見守り続けていただけたらと思います。
我々もがんばらなくてはいけませんね。
寅さん、本当にありがとうございました!
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