今回の会議は自家和合性という自分の花粉で結実できるニホンナシを使って省力化栽培しよう!という研究プロジェクトについてでした.
新潟県の園芸研究センターを核に鳥取県の園芸試験場,鳥取大学,宇都宮大学が研究に取り組んでいます.私は外部アドバイザーの一人として呼んでいただきました.
一番最初の写真は新潟が誇るセイヨウナシ「ルレクチェ」です.
生産者が考案した4本植えという珍しい樹形です.
棚下もとてもきれいに整備され,紅葉もきれいです.
生産者のレベル高いですね!
価格は新潟一だそうです.
そこに,新王,新美月という,新潟県で育成した
新たな自家和合性のニホンナシも導入しようということでした.
2番目の写真はジョイント仕立て用の新王,新美月の苗です.
生産者,これでもかと管理され立派に大きくなっています.
ルレクチェや,名物のおけさ柿の出荷体制も
生産者同士が情報交換し,
助け合いながらとてもしっかりした体制を
整えられていました.
こういうところなら,「省力化」と言っても
いいものを作りながら
効率よく栽培する方法を
実践してくれそうです.
今回で,3年間のプロジェクトはとりあえず終了.
私も何回も呼んでいただき
とても勉強になりました.
紅の夢やその他のリンゴにも
参考にできることがたくさんたくさんありました.
頑張っていきます!
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