弘前大学附属小学校の3年生のみんながリンゴ栽培の勉強に来ました。
これから1年間、紅玉を育てていきます。
今日は人工受粉です。
技術職員がみんなの先生になって
梵天を使った人工受粉の仕方を教えてくれました。
咲いている花はまだわずかですが
みんな一生懸命に花を見つけて受粉してくれました。
受粉したところがわかるように
リンゴの花粉に石松子というシダの胞子を混ぜて増量し、さらに食紅でピンクに色が付けてあります。
今日の花粉はスターキングデリシャスのものでしたが
何の花粉かを「品種名」で聞いてくるあたり
さすが日本一のリンゴ産地、青森県の小学生です。
今年のみんなは元気で
これでもかと大量の質問をしてくれました。
大体は答えられましたが
一つだけ
「リンゴは何でリンゴっていうの? 」
という、哲学的な質問には答えられませんでした。
インターネットで調べてみると…
中国語の林檎は「檎」で「家禽」の「鳥」を表し、林の甘い果実に鳥がたくさん集まった様子から「林檎」と呼ばれた。
そうです。
ほんとかなあ?
これを小学生にわかるように説明するのは難しいなあ…。
とにかく、みんな元気よく作業してくれました。
マメコバチについても勉強してきていて
最近はハチを使った受粉が行われることも
よく理解していたようです。
たくさんの花に人工受粉するのが大変なことも
わかってくれたのではないでしょうか?
でも今年は開花が遅れているので
大変でも、
人工受粉したほうがよさそうですね。
でも、さすがにこれはつけすぎだよ!
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