このブログでももうすっかりおなじみとなったリンゴのように果皮が赤く色づく中国梨ピンゴーリー(苹果梨)の花が満開になってしまいました。
ほかの品種はまだまだ数日かかりそうな雰囲気ですがこいつは早い!
いつもの年よりはだいぶ遅いですがね。
温度が低い日が続いていて今日も最高気温14℃。
テレビでは西の方が暑いと言って半袖の人の姿が映って驚きますが
弘前はまだ寒い寒い…。
予報では最高気温が20℃を超えるのは
5月22日です。
ナシの花粉は15℃以下では非常に発芽率が悪く
ふつう17℃くらいを超えないと
いい状態ではないのですが
気候はどうしようもないので
とりあえず摘花(花を減らすために摘む)して、人工受粉しておきました。
人工受粉はもちろん恩師推薦の孟宗筆。
めしべに花粉をたっぷりとつけておきました。
何もしないよりはいいかもしれません。
摘花をしないで全部に花粉を着けたほうがいいのかもしれませんが
生育の遅れも心配なので
とりあえず花の数も減らしました。
昨年はたくさんなってくれたのですが
今年は本当に心配です。
鳥取から弘前に来ていた黒木君の
博士研究は
ナシの花粉の低温発芽性がいいものを選抜することです。
こういう年にしっかり活用できるように
いい成果をまとめてほしいものです。
温度よ上がれ!
雨よ降るな!!
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