忙しさにかまけてほっておいといたら圃場のナシたちも芽を吹き始めているではありませんか!
ということで、芽が飛んでしまう前に急いで剪定作業です。
剪定樹はピンゴーリー。
弘前大学が学術交流協定を結んでいる
延辺大学のある延吉周辺の特産ナシです。
果皮が赤くなるのが特徴です。
まるでリンゴのようなのでピンゴーリー
日本語に訳すとリンゴナシですが
べつにリンゴとナシが掛け合わされているわけではありません。
リンゴのようにと言っても
真っ赤に色づくわけではなく
サンふじのひどいものといった感じの着色です。
どうにか真っ赤に色づかないものか
今年はいろいろと挑戦してみたいと思います。
数年前から
圃場にあったバートレットという西洋梨に
ピンゴーリーを高継ぎしていて
やっと一本丸々ピンゴーリーになりました。
棚があれば誘引といって枝を斜めに引っ張るのが
簡単なのですが
青森はリンゴと同じように開心形に仕立てるので
棚はありません。
高継ぎで勢いの良い枝を下向かせるのは大変です。
試験の都合もあるので
まずは「実を成らせる事」
を目標にとにかく短果枝を付けた枝をたくさん配置します。
船底型、杯状形の木の形になれば完成ですが
どうにか雰囲気は感じ取れるでしょうか?
5月8日には延辺大学農学部の皆さんが
藤崎農場の見学にいらっしゃいます。
昨年の延辺訪問でお世話になった先生もたくさんいらっしゃるので
故郷の特産、苹果梨の花でお迎えし
心からの交流ができるといいなあと思っています!
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