青森県立美術館で9月1日まで行われてる三陸復興国立公園指定記念の特別展です。
種差海岸でのノハナショウブ調査の活動が縁で是非にとご招待いただいたので行ってまいりました。
展覧会のポスターにもなっている
東山魁夷の「道」の絵、このモチーフとなった
大平牧場前の道のすぐ横で
我々もノハナショウブの調査をさせていただいています。
吉田初三郎の鳥瞰図も見事です。
様々な歴史も種差の今を考えるうえで
非常に勉強になりました。
蕪島が地続きなったのは
戦争の時、軍事基地にするためだと知り
複雑な歴史にこれもまた驚きました。
魁夷の「道」は種差の灯台やその前の牧場など
モチーフを削りに削って、いきついた構図のようで
その変遷が展示されていて大変興味を持ちました。
東山魁夷というとなんかメルヘンチックな感じに
何かを「加える」イメージのあった画家なので
「削る」に至った思いが非常に気になりました。
また、種差海岸は昭和40年代まで実際に
馬が放牧されていたそうで
東山魁夷もここの馬の絵をたくさん残しているそうです。
有名な「白い馬」シリーズの馬のモチーフも
もしかしたら種差の馬かと思うと
次見るときは違った気持ちでみられそうです。
まだまだ、たくさんのことを勉強させてもらいました。
あおもり犬暑そうですが、中は涼しいので
ぜひ、出かけてみてください。
地元の方は私以上に
いろいろ楽しめるのではないかと思います!!
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