ボロブドゥールのローカル市場の様子です。
遺跡から歩いて10分ほどの辺りのところにある現地の人々が利用する小さい商店や出店が
たくさん集まった市場です。
遺跡に観光に来る人々は
ほとんどツアーでバスやタクシーで乗り付けて
帰っていくようで
観光客の姿はほとんど見られませんでした。
観光化されてないので
しつこい勧誘もなくみんな笑顔で親切です。
珍しいのか試食もさせてくれます。
リンゴはインドネシア産のものがありました。

思ってもみませんでしたが
ジャワ島の東側のBATUという標高
1000m位のところで
作られているそうです。
帰ってきて調べてみると
Annaという低温要求量の少ない

イスラエル原産の品種が作られているみたいですが
縦長の果実のはずなので
今回あったものとは違うようです。
インドネシアのリンゴ栽培は20世紀初頭
宗主国のオランダがRoma beautyという

この品種は今でも作られていて
真っ赤な果皮だそうです。
その後、インドネシアの試験場の先生が
緑色の果皮のリンゴを選抜して
Manalagiと命名したそうです。
今回市場にたくさんあったのは緑色のリンゴなので

おそらくこのManalagiでしょう。
直径4~7センチで甘くて硬いという特徴も一致します。
私が食べたのは4cmほどの小さなもので渋味も少しありましたが
甘くて硬かったです。
アメリカのレッドデリシャスと
中国のふじと一緒に売られているこのリンゴ、

スーパーでも売られるような
競争力のある品種になるのかもしれません。
インドネシア語でManalagi の意味は
give me more =もっとちょうだい
だそうです。
Batuではリンゴの収穫ツアーや
ジュースやジャムの加工施設もあるようですので
こんど、是非行ってみたいです。
仕事で行かせてもらえないかな~
剪定の改善指導とかないかなあ…
興味のある方はこちらのリンクを参考に。
http://www.indonesia-tourism.com/forum/showthread.php?48169-Apple-Picking-Tourism-in-Batu-East-Java
http://www.javaisbeautiful.com/our-blog/kusuma-agro-apple-plantation-batu-east-java-indonesia.html
http://hanafruits.com/en/product/manalagi-apple/
You tubeに動画もありました。
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