国の果樹研究所主催で盛岡で行われた寒冷地果樹研究会に行ってきました。
前のほうに座ってしまったためあまり写真取れませんでした・・・
しかしとりあえず、無事発表終了し
そのあとも、特に現場を担当する
県の試験場の皆さんなどに
声をかけていただけて
農場に所属する教員として
フィールドにこだわって
試験してきた事が報われて
うれしく思いました。
最初に行われた全体会議は
「リンゴの機能性成分とその作用に着目した商品開発」
がテーマ。
紅の夢にも深く関連する「機能性」
の最近の動向がわかり
岩木プロジェクトなどで弘前大とも共同研究している
庄司さんの発表、おもしろかったです。
青森県の産技センターの市田さんの
リンゴペクチンとセラミドの工業化の話題も
研究室内の系が工業にスケールアップしていく
わくわく感がおもしろかったです。
栽培分科会で行われた
「りんご果実の着色を巡る話題ー新品種・新技術ー」
の中では果樹研の新しい赤肉りんご品種についての
発表や、荒川先生の果皮の青色光による着色の話題もありました。
名古屋大の松本先生の
果肉着色の分子機構に関する御発表は
偶然に後押しされながら、理詰めで地道な努力で積み上げられていく
その一歩一歩が着実に前進していっている感じに
すごく刺激を受けました。
がんばるぞ!
海外勢もがんばっています。
日本の各機関が協力し
日本の園芸学のすばらしさ、他国とは異なる視点を
世界に発信できるようになればいいなあと
強く思いました。
↓クリックしてね。
にほんブログ村